18歳選挙権のメリットとデメリット!投票率を握る7つのポイント

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18 歳選挙権 メリット デメリット

あなたは覚えていますでしょうか?
2016年6月
歴史的な法改正が行われました。

そう、選挙権年齢が
それまでは20歳以上だったのが
18歳以上となったのです。

そして、今
若者が何を考え
何を望んでいるのかについて
世間の注目が集まっています。

選挙権が
18歳以上に引き下げられたことは
果たして正しかったのか?

ネット選挙の解禁とも併せて
投票率は向上したのか?

これを読むことで
18歳選挙権が私たちにもたらした変化を
理解できることでしょう。

目次

1:18歳選挙権のメリット
2:18歳選挙権のデメリット
3:日本の選挙権年齢変更の歴史
4:18歳選挙権の影響とは?
5:世界の選挙権年齢
6:年代別の選挙投票率
7:期日前投票と不在者投票の違い
8:まとめ

1:18歳選挙権のメリット

現在の日本は少子高齢化の影響で
高齢者の方ばかり
向いてるように感じられます。

もちろん
今まで日本を支えてくれた先輩を
気遣い敬意を払うことは
決して間違ってはないと思いますが

これから日本を背負って行く
若年層が活躍できる社会を
作っていくのも大切ですよね。

経済的にも長く低迷していた日本を
元気にしていくためにも
18歳選挙権を導入したのではないか
と思えます。

1-1:若年層意見を政治に反映させる

若年層が活躍できる社会にするには
就職や出産・育児の問題を
改善しなければなりません。

そのような問題は
政治が関わっていかなければ
解決できませんよね。

しかし、政治は
高齢者の方を向いてます。

政治家は投票してくれる人を
向くようにできています。

良くも悪くも民主主義とは
多数決です。

高齢者の意見が多ければ
当然、高齢者の意見が通ります。

若年層が政治に興味を持たず
投票にもいかないのが
最大の原因ですが

何としても
この課題を解決する必要があるでしょう。

1-2:国際的な水準に合わせる

後述しますが、世界を見渡してみると
20歳未満で選挙権が与えられる国も
実は多いのです。

サミット参加国の日本が
国際的な水準に合わせるのは
ごく自然な成り行きでしょう。

1-3:選挙の得票総数が増える

18歳と19歳のおよそ240万人が新たに有権者に加わると、各マスコミで報じられた。

引用元:選挙ドットコム(ザ選挙)『追補版:18歳選挙権で増える有権者、ほんとは何人?』

18歳選挙権が導入されたことで
有権者の人口が
240万人増加したんですね。

若者に人気のある候補者にとっては
得票数が増えて
有利に働いたことでしょう。

1-4:成人年齢の引き下げ

「それは現実的でない」
という反発も覚悟の上で
あえて提言したいのですが

未開の地では
小学生になったばかりの年齢で
成人の儀式をするところもあります。

蜂に刺されることで
その痛みに耐え
もう立派な大人の戦士だ
という自覚をさせるのです。

先進国で
このような残酷なことはできませんが

自分と他人の違いがわかる年齢なら
十分に大人だ
と言えるのではないでしょうか?

それをいつまでも子供扱いしているから
大人としての自覚が育たないのだと
思います。

成人年齢の引き下げ
大いに結構じゃないですか?

2:18歳選挙権のデメリット

2-1:18歳で投票の判断ができるの?

「18歳で政治的な判断ができるのか?」
と懐疑的に見ている人もいるでしょうが

18歳にもなって
その程度の判断もできない方が
おかしいと思います。

幼い頃から
政治や社会問題について
話題になる家庭では

子供の頃から政治にも
関心を持つようになるそうです。

要は、子供の頃から
子供扱いせずに
大人と同等に扱えば

社会経験はなくとも
様々な問題を
自分の頭で考えるようになるのです。

「子供が大人のやることに口出しするな」
といった態度が
子供をいつまでも
子供のままにさせてしまうのです。

大人と子供が対等に
政治討論をしたら
とても面白いと思いますよ。

2-2:有名人への投票に偏る

もし、若者が自分の頭で考えずに
話題性のあるタレント候補に
投票するのだとしたら

それは、大人が教育を
間違えているのではないでしょうか?

有名人が悪い
と言ってるわけではありませんが

タレント候補が当選しやすい傾向は
昔からあり
若者に限った話ではないと思います。

自分の頭で考え
自分の責任で行動することは
全ての有権者にとっての
課題ではないでしょうか?

2-3:選挙費用が増える

240万人が新たに有権者に加わる
と前述しましたが

選挙年齢を引き下げて
有権者の人口が増えると

・投票所入場整理券の郵送費
・開票にかかる経費
・コンピューターシステムの改変費用

など選挙費用として
様々な経費が増えると思われます。

しかし、選挙は
民主主義を維持するための
根幹をなすものです。

若者の意見が反映され
経済的にも活発になれば
選挙費用の増加分など
微々たるものではないでしょうか?

改革には痛みが伴いますが
日本の将来を考えると
決して無駄な費用とは思えません。

3:日本の選挙権年齢変更の歴史

選挙権年齢変遷年表

1889年(明治22年) 25歳以上で国税を15円以上納めている男性
1900年(明治33年) 25歳以上で国税を10円以上納めている男性
1919年(大正08年) 25歳以上で国税を3円以上納めている男性
1925年(大正14年) 25歳以上の男性(納税要件が撤廃)
1945年(昭和20年) 20歳以上のすべての男女
2016年(平成28年) 18歳以上のすべての男女

引用元:いろいろ気になるどっとこむ『18歳選挙権のメリットとデメリット 年齢引き下げの理由は?』

この年表を見ると
最初は多くの税金を納めてる
男性にだけしか選挙権はありませんでした。

今の感覚からすると
とんでもない制度ですが

『お金を負担しない者に発言権はない』
という考え方は
ある意味わかりやすいですよね。

そうすれば

  • 道路を作ってくれた
  • 橋をかけてくれた
  • 新幹線を通してくれた

などといった理由だけで
当選することもなくなると思います。

平等に権利が与えられることが
果たして正しいことなのか
考えさせられますね。

4:18歳選挙権の影響とは?

18歳選挙権が実施されてから
現行の選挙制度に対する
疑問点が論じられるようになりました。

例えば

  • 投票所の設置場所
  • 選挙期間
  • 投票方法

など
時代に合わない制度の改変が
論じられるようになったのです。

「時代に合った制度に変えていこう」
という動きが出てきたことは
とても良い影響だと思います。

5:世界の選挙権年齢

世界・地域における選挙権年齢(2015年6月現在)

16歳 – オーストリア・キューバ
17歳 – インドネシア・北朝鮮
18歳 – 日本・アメリカ・イギリス・ロシア
19歳 – 韓国
20歳 – 台湾・チュニジア
21歳 – クウェート・シンガポール・パキスタン・マレーシア
25歳 – アラブ首長国連邦

引用元:Wikipedia『選挙権』

アラブ首長国連邦の
25歳以上というのが目を引きますね。

金融国家のシンガポールも
21歳以上と意外でした。

こうしてみると
10代から選挙権がある国も多い中
21歳以上から、という国もあるんですね。

サミット参加国の

  • 日本
  • アメリカ
  • イギリス
  • イタリア
  • カナダ
  • フランス
  • ドイツ
  • ロシア

は全て18歳でした。

選挙権年齢を
お国柄を想像しながらみるのも
面白いもんです。

6:年代別の選挙投票率

平成28年の参議院議員通常選挙の
年代別投票率です。

10歳代 ——- 46.78 %
20歳代 ——- 35.60 %
30歳代 ——- 44.24 %
40歳代 ——- 52.64 %
50歳代 ——- 63.25 %
60歳代 ——- 70.07 %
70歳代以上 – 60.98 %
全体 ——-—- 54.70 %

引用元:総務省『国政選挙の年代別投票率の推移について』

年代別の投票率をみると
50歳以上の投票率が
高いことがわかります。

政治が高齢者を向いてるのも
うなずけますよね。

若者は政治に関心がない
と思われていましたが

新有権者である10歳代の投票率は
20歳代、30歳代よりも高く
決して低くはありません。

選挙権年齢の引き下げは
間違ってなかった
と言えるのではないでしょうか?

7:期日前投票と不在者投票の違い

『期日前投票』と
『不在者投票』は
どこがどう違うのでしょうか?

似ているようで異なる
二つの投票制度を見ていきましょう。

7-1:期日前投票とは?

投票当日に

  • 仕事
  • 旅行
  • レジャー
  • 冠婚葬祭

などの理由で
住所地に不在の場合に
期日前投票ができます。

期日前投票の

  • 投票期間
  • 投票場所
  • 投票時間

などは

総務省『投票制度』
詳しく書かれているので
参考になさってください。

7-2:不在者投票とは?

選挙期間中に
仕事や旅行、入院中などで
住所地に不在の場合
不在者投票ができます。

選挙期間中に不在とは
投票当日も期日前も
投票所で投票できない場合です。

手続き方法は
住所地の選挙管理委員会へ
投票用紙を請求し

滞在先の選挙管理委員会で
投票します。

入院中であれば
病院内で投票できます。

期日前投票と不在者投票の違いを
簡単に言うと

期日前投票とは
投票当日に住所地に不在の場合

不在者投票とは
投票当日も期日前も
住所地に不在の場合
と言うことになります。

その他、詳しいことは
総務省『投票制度』
を参考になさってください。

8:まとめ

ネット選挙の解禁と
18歳選挙権は
ほぼ同時期でした。

これが意味することは
低迷する日本を元気にしよう
ということではないでしょうか?

2016年から2017年にかけて
新卒の就職率は高まり

待機児童についても
改善できるよう
自治体も努力しています。

若者にもっと政治に参加してほしい
という思いから
ネット選挙も解禁され

選挙権年齢も
引き下げられました。

この先
人口における高齢者の割合が
増加することに
危機感があるからこそ

若者に活躍してもらう
必要があるのでしょう。

政治家は今、若者に対して
熱烈なラブコールを
送っているように見えます。

投票率の高い高齢者は
時代が変化していることに気づかず
いつまでも現状に
しがみつこうとしています。

今こそ
時代の最先端を行く若者の
価値観や感性が
求められている時はありません。

そのための第一歩が
ネット選挙の解禁であり
18歳選挙権の導入だったのでしょう。

働き方や
家族のあり方など
価値観は多様化してきました。

国のあり方さえ
変わろうとしています。

日本が若返りするためにも
今、若者の力が必要なのです。

 

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