知らないと恥ずかしいネット選挙に関する9つの問題点とは?

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ネット選挙 問題点

『ネット選挙』の問題点と聞いて
あなたは、何を想像しますか?

  • 誹謗中傷?
  • セキュリティー対策?
  • 秘密保持?

人により様々だと思いますが

問題点があれば
いつまでも放置しておくわけには
いきませんよね?

ネット選挙の良し悪しを論じるためにも
まずは、何が問題点なのか
知るところから始めなければなりません。

これを読めば
ネット選挙の問題点が
理解できることでしょう。

「目次」

1:ネット選挙の問題点1:誹謗中傷の問題
2:ネット選挙の問題点2:投票の仕方が分からない
3:ネット選挙の問題点3:なりすまし問題
4:ネット選挙の問題点4:ネット環境を持たない人
5:ネット選挙の問題点5:監視・セキュリティの問題
6:ネット選挙の問題点6:情報の信用問題
7:ネット選挙の問題点7:秘密投票の維持問題
8:ネット選挙の問題点8:SNSの問題
9:ネット選挙の問題点9:電子メールの規制と転送問題
10:ネット選挙の問題点まとめ


1:ネット選挙の問題点1:誹謗中傷の問題

1-1. 誹謗中傷とは?

誹謗中傷とは、
どういった事をいうのでしょうか?

まずは、その解説を見てみましょう。

誹謗中傷とは
根拠のない悪口や嫌がらせで
他人の名誉を汚すこと

引用元:『誹謗中傷対策の手引き

ということです。

1-2. ネット上でも罪に問われるのか?

結論からお伝えしますと、
インターネット上でも、誹謗中傷に問われます。

インターネットの誹謗中傷がキッカケで
逮捕の可能性も十分にあり得ます。

罰金や科料といった
お金を払えば解決出来るという
単純な話しではなく、

懲役や拘留といった
重い刑罰をもらう可能性もあるということです。

2:ネット選挙の問題点2:投票の仕方が分からない

ネット選挙には5つの投票方法がありますので
解説していきます。

2-1. 投票所入場券

投票所入場券に記載されている内容は
主にこちらになります。

  • 投票日
  • 投票所の名称・所在地

などです。

投票の当日は投票所入場券に記載されている
投票所で投票することになります。

2-2. 投票所

指定される投票所は
学校の体育館や集会所などの
公的施設となっています。

2-3. 投票

受付で本人確認が済み
順路通りに進むと

投票用紙に記入するための
カウンターのような
投票記載所があります。

複数の人が同時に記載しても
隣の人の手元が見えないように
ついたてが設置されています。

正面には
候補者の氏名や政党の名称が書いてある
紙が貼ってあります。

置いてある鉛筆で
投票用紙に記入し
二つ折りにして
投票箱へ投入します。

2-4. 投票用紙に書くこと

選挙と一口に言っても

  • 衆院選
  • 参院選
  • 知事選
  • 市長選
  • 地方議会議員選
  • 最高裁裁判官国民審査

など様々な種類があり
投票用紙の記入の仕方に違いがあります。

衆院選と参院選では

  1. 選挙区
  2. 比例代表区

という2種類の選出方法がありますが

  1. 選挙区では『候補者名』
  2. 比例代表区では『政党名』

を記入します。

参院選で比例代表区の選出では
政党名だけではなく
候補者名を記入することも可能です。
(非拘束名簿式といいます)

その他

  • 知事選
  • 市長選
  • 地方議会議員選

などでは、候補者名を記入します。

選挙の際に
最高裁裁判官国民審査が実施される
こともあります。

これは選挙ではありませんが
最高裁裁判官のうち
相応しくないと思う人を

国民の意思として辞めさせることが
できるのです。

投票用紙には
最高裁裁判官の名前が記載されており
辞めさせたいと思う人だけに
『×』を記入します。

以上、投票用紙の記入の仕方を
見てきましたが

いずれの投票用紙にも

  • 氏名を書けばいいのか
  • 政党名を書けばいいのか
  • 記号を書けばいいのか

明記されています。

2-5. 投票当日に投票所へ行けない場合

投票当日に投票所へ行けない人のために
・期日前投票
・不在者投票
・在外選挙
という制度があります。

期日前投票とは
・仕事で出張へ行くことになった
・旅行の予定がある
など、投票当日にどうしても投票所へ
行けない人のための制度です。

投票所入場券に
期日前投票の期間と
投票できる場所が記載されています。

事前の手続きも不要で
捺印や身分証の提示は必要ありません。

投票所入場券を持って
役所や臨時の投票所へ向かい
受付で『請求書兼宣誓書』に

住所、氏名、理由などを記入し
あとは、通常の投票と同じです。

不在者投票とは
・長期の出張
・長期の旅行
など、期日前投票の期間中も
住所地に不在の場合の制度で
滞在先で投票できます。

在外選挙とは
・海外赴任
・海外留学
など、長期間、海外に滞在して
日本に不在の場合の制度で

海外に滞在しながらも
日本の国政選挙に投票できます。

出典先:『初めての選挙もコレを読めば大丈夫!投票方法をバッチリお教えします!

3:ネット選挙の問題点3:なりすまし問題

ネット選挙の問題として
「なりすまし」という問題があります。

3-1. なりすましとは?

なりすましとは
他人の名前やID、パスワードを盗用し
ネット上で他人のふりをして
悪意ある行為をすること

引用元:OCN『なりすまし – インターネット用語辞典

例えば
実在の銀行のウェブサイトとそっくりな
ウェブページを作り

個人情報をだまし取り
その情報を利用して
有料サイトで買い物をしたり

他人名義で掲示板に
誹謗中傷を書き込むなどです。

3-2. 他人名義の掲示板

他人名義で
掲示板に誹謗中傷を書き込まれる被害は
大きな懸念事項です。

他人や架空の人物になりすまし
個人を特定できないように
細工するものです。

出所のわからない情報は
鵜呑みにしないように
気をつけたいものですね。

4:ネット選挙の問題点4:ネット環境を持たない人

総務省のホームページに
第3節 インターネットの利用動向
というネット環境の調査結果があります。

このデータから分析すると
ネット環境を持たない人は

地方在住の高齢者で年収が低い世帯
だということが見えてきます。

確かに、パソコンもスマートフォンも
持ってなさそうですよね。

ネット環境を持たない人にとって
ネット選挙は何のメリットもない
と思われるかもしれませんが

それは、ネット環境に
どっぷり浸かってる人の見方であって

彼らはネット環境を必要としてないので
何ら不都合はないのでしょう。

もちろん、ネットがなければ
得られない情報は多いと思いますし

ネットから享受できるメリットは
計り知れないでしょう。

だとしても
選挙はネット上だけではないのです。

テレビや新聞の力は
まだまだ大きいですし

ネット上でのやり取りよりも
集会などで直接触れ合ったほうが
人間味も伝わります。

ネット環境が当たり前になりつつある今
人間としての生き方を
今一度考えてみませんか?

5:ネット選挙の問題点5:監視・セキュリティの問題

ネット選挙の問題点として、
セキュリティの問題が挙げられています。

5-1. 誹謗中傷など投稿者を特定する

掲示板は匿名で
投稿することができるので

責任を追及されることはない
とたかをくくり
悪質な誹謗中傷を投稿する人もいますが

誹謗中傷を受けた人が告訴し
警察の捜査が始まると

捜査令状に基づいて
掲示板を管理しているプロバイダーは
投稿者の個人情報を警察に提供します。

なので
誹謗中傷をした個人を特定することは
難しいことではないそうです。

ネット上での個人の特定について
出典先:『ネットで誹謗中傷されたときの対策方法

5-2. 候補者になりすましたウェブサイト等

なりすまし被害を
ネット選挙だけに限って見た場合の
最大の懸念事項は

候補者になりすました
ウェブサイト等の出現です。

候補者のホームページとそっくりの
ウェブページや
SNSアカウントを作り

候補者の名前を使って
偽情報を発信されることが
一番深刻な被害と想像されます。

対策としては
電子証明書を発行することが
考えられています。

電子証明書とは
第三者が本物と認めた証を
ウェブサイト等に貼り付けることで
本物だと確認できるものです。

例えば
検索窓に政党のロゴが表示されたり

Twitterのプロフィール画像に
チェックマークが表示されたり

閲覧する人が一目で
本物だとわかるようにする
技術です。

6:ネット選挙の問題点6:情報の信用問題

政党や候補者本人が
発した情報かどうかを確認するには

監視とセキュリティを強化し
信頼性があるかどうかを有権者自身が
見極める目を持つことが必要です。

つまり
セキュリティなどの『技術面』と
信頼性を確認する『習慣』とで
本物を見極めるのです。

しかし、その情報の中身が
正しいかどうかは
また別の問題です。

ぜひ、あなたが信用できる
情報源を見つけてくださいね。

7:ネット選挙の問題点7:秘密投票の維持問題

ネット選挙の問題点として、
秘密投票の維持問題があります。

7-1. 秘密投票とは?

秘密投票とは
投票方式の一つで

投票内容が公開されることなく
誰が何に投票したか明かされない
と言うことが保証されています。

この投票方式を採用した選挙を
秘密選挙と言います。

日本で採用されているのは
秘密投票による秘密選挙です。

秘密投票を採用する理由は

  • 投票先指図などの脅迫・強要
  • 開票結果による報復
  • 買収・贈賄

など第三者が干渉して
正当な選挙が望めないことを
防ぐためです。

引用元:『Wikipedia(秘密投票)

7-2. 秘密投票は守られているか?

投票所には
投票所入場券を持った人しか入れず

誰からも監視されず
隣の人の手元も見えないようになっており
無記名なので

自分から明かさない限り
投票の秘密は守られています。

ネット選挙が解禁されても
投票の仕方は変わってないので
従来通り、秘密は守られています。

『ネットによる投票』が
実現しない最大の理由は
この秘密投票が守られないことだ
と主張している議員もいます。

詳しくは『都議会議員、音喜多駿』さんの
ホームページをご覧ください。

8:ネット選挙の問題点8:SNSの問題

ネット選挙で最も活躍する
ウェブサービスは

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

などに代表される
SNSではないでしょうか?

気をつけることは
応援したい候補者がいるからと言って
ライバル候補に対して

誹謗中傷に当たるような言葉を
使わないことです。

例えば
・犯罪者
・税金泥棒
・嘘つき
などです。

また、投票当日は
投票を促すような
選挙に関する投稿は厳禁です。

botと呼ばれる
自動的に投稿するシステムでも
投票当日に選挙に関する投稿があれば
これも違反となります。

Twitterのリツイートなら
「自分の投稿じゃないから」
と思われるかもしれませんが

自分の投稿ではなくても
新たに拡散した責任は
リツイートした人にあります。

自分のアカウントとは別に
候補者の名前と写真を使って
新たなアカウントを作るのは
なりすまし行為とみなされます。

SNSはとても便利で楽しいツールですが
公選法の細かい規定をよく理解して
楽しみたいですね。

SNSの問題についての出典先:
弁護士ドットコム『リツイートだけで「選挙違反」になる恐れも!? 有権者のための「ネット選挙」注意点

9:ネット選挙の問題点9:電子メールの規制と転送問題

 

9-1. 有権者の電子メール規制

ネット選挙に関して
有権者の電子メールの利用は
禁止されています。

SNSのメッセージは許されているのに
なんだか矛盾を感じますよね。

BLOGOS
なぜ有権者の「メール」利用はダメなのか?―ネット選挙解禁法案、協議の焦点』によると

有権者のメールを制限する理由を
3つ挙げています。

3つの理由を簡単に述べますと

  1. 誹謗中傷やなりすましなどの悪用
  2. 選挙運動用メールの決まりごと
  3. 迷惑メールやウィルスの危険性

ということです。

しかし、これらは
メールだけに限った現象ではない
と思われますし

ちょっとした制度の変更や
罰則の強化などで
解決できる問題だと思います。

これは、勝手な想像ですが
選挙期間中の
メールのやり取りの急増が
懸念されているのではないでしょうか?

と言うのも
サイバー攻撃の可能性を考えての
メール規制ではないか
と思えてなりません。

批判が相次ぐのを分かっていながら
有権者の電子メールを規制するには
公表できないような
理由があるのではないでしょうか。

9-2. 有権者の電子メール転送規制

候補者から届いたメールを
別の人へ転送してはいけません。

転送とは言っても
これは新たな送信とみなされるからです。

Twitterのリツイートも
新たな拡散とみなされますが
SNSの利用は認められているので
問題ありません。

矛盾しているように感じますが
電子メール自体が禁止されているので
やむを得ないことですね。

10:ネット選挙の問題点まとめ

ネット選挙が
いいことなのか?
悪いことなのか?
それは誰にもわかりません。

ただし、一つ言えることは
船は港を離れ航海を始めたのです。
もう、港へ引き返すことはできません。

この船旅を
いいものにするのも
最悪なものにするのも

我々船員が
どう舵を切るかに
かかっています。

浸水があれば穴を塞ぎ
幌が破れたら縫い直し
安全に航海できるよう

一人ひとりが自ら行動して
全員で知恵を出し合って
いかなければならないのです。

ネット選挙という
新天地を求める船旅を
楽しんでみませんか?

 

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